取り組み











1.地域のかかりつけ薬局


お薬手帳

患者さまが安全かつ安心してお薬を服用いただくために、おくすり手帳の携帯をすすめています。救急時や災害時などでも、自分の服用している薬の種類の確認に役に立ちます。また希望される方には、スマートフォンでお薬手帳機能を利用できるアプリもおすすめしています。


≪おくすり手帳の利点≫

  • ◎服用する薬の情報を正確に伝達
  • ◎薬の重複や飲み合わせを未然に防止
  • ◎同じ薬による副作用の再発防止




残薬管理

お家に沢山薬が残っていませんか?慢性疾患で長く薬を飲んでいる方少しずつ薬が残っていませんか? 薬は大切な医療資源です。あなたの残薬を他の人に使うことはできませんが、あなたのために使うことができる場合があります。 薬剤師にお気軽にお声をかけてください。






セルフメディケーション

薬局内やインターネットで処方箋なしで購入できる一般用医薬品(OTC)を販売しています。 患者さまの健康状態やアレルギー等の既往歴などを確認の上、薬剤師による情報提供を行い、安心してOTCを服用いただけるような取り組みを行っています。 処方箋をお持ちでない方でもお気軽にご相談ください。


地域連携薬局

ポプリ薬局桜町店は「患者さんの入退院や在宅医療の対応時にほかの医療機関と連携して 対応・サポートできる薬局」と都道府県知事から認定された薬局です。 様々な医療施設・医療関係者と連携して住み慣れた地域で安心して暮らせるための支援を行っています。 お気軽にご相談下さい。






お薬チェックしませんか?

お薬の飲み合わせ

市販薬やサプリメント・健康食品の中にも、病院で処方されるお薬との飲み合わせが悪いものや、一緒に飲まない方がよいものがあります。 普段お使いの『服用薬』全て(お薬だけでなく、サプリメントや健康食品も)このエコバッグに入れて当薬局にお持ちください。 あなたの服用薬の中に飲み合わせの問題がないか薬剤師が確認します。



お薬余っていませんか?

お薬は医師の指示通りに飲むことが大切です。でも、何かの都合でお薬の数がバラバラになっていませんか?余ったお薬のことで困っていませんか? 家にある残った全てのお薬(他の病院や薬局のお薬も)をこのエコバッグに入れてお持ちください。残薬整理で有効活用できる場合があります。


ブラウンバッグ運動とは

患者が日常的に服用している薬(医療用医薬品・OTC)やサプリメントなどを全て薬局に持参してもらい、 副作用や相互作用の危険性などを点検することで、潜在的な問題を早期発見・早期対策につなげるチェックプログラムです。 1980年代のアメリカで始まり、茶色の紙袋に薬を入れて薬局に持ってくるように働きかけたことから「ブラウンバッグ運動」と名付けれています。 イギリスでも、医療用医薬品、OTC、サプリメントの相談はMedicines Use Reviewと呼ばれ、薬局薬剤師の業務として確立されており、 日本では、日本薬剤師会が「ゲット・ジ・アンサーズ運動」の一部として支援している活動です。





2.在宅医療


在宅医療への取り組み

通院困難な方や介護が必要な方を対象に、定期的・計画的にご自宅やご入居施設へお薬をお届けし、服薬に関するご相談もお受けします。 連携する医療機関や訪問看護ステーションなどと協力しながら対応しておりますので、安心してご利用ください。 患者さまと介護をされる方のご負担を少しでも軽くできるよう、サポートさせていただきます。

在宅医療

介護現場での薬剤師の役割

  • ・薬の種類・服用量が適当か?
  • ・飲みあわせ(相互作用)・複数医療機関からの処方による重複投与チェック
  • ・服用方法の検討(正しく服用していただく ために患者さんの状態にあわせる)
  • ・認知症・嚥下困難・介護力
  • ・服用状況・残薬チェック
  • ・担当医・訪問看護師・ケアマネージャーさん・ヘルパーさん等との連携・情報交換

在宅相談室設置

患者さん一人一人の状況やご家族のご希望に応え、更に負担軽減できるよう、「在宅相談室」を開設しています。 他職種の方の、くすりに関する相談も受け付けています。





3.管理栄養士による栄養相談


食事・栄養相談

ポプリ薬局専属の管理栄養士が、薬局店舗内やご自宅にて食事や栄養に関するご相談や情報提供を行います。 患者さまの食事に関するお悩みや栄養状態をお伺いの上、お薬との飲み合わせも考慮しながら、 1人1人の患者さまにあった食事内容やレシピ等をご提案させていただきます。


栄養だよりやレシピの作成・配布

病気の種類や服用している薬の種類等にあわせ、必要な栄養情報やオリジナルレシピをまとめた「栄養だより」を作成し、 薬局内で配布しています。どなたでも無料でお持ち帰りいただくことが可能です。


薬と栄養に関する情報の発信(今後開始予定)

インターネットやSNSを通じて、健康的な食事や栄養摂取に関する情報を発信していきます。







4.地域活動


地域での啓発活動

健康まつり等のイベントで市民への啓発活動をしています。

主なテーマ

  • ・医薬品適正使用
  • ・健康食品・サプリメント
  • ・禁煙
  • ・薬物乱用防止
  • ・薬剤師が関わる在宅医療
  • ・災害時対応



その他、以下の取り組みを行っております。

  • ・「ダメ、ゼッタイ、ヤング街頭キャンペーン(薬物乱用防止の啓発)」への参加
  • ・介護認定審査会委員、ふれあい調整会議委員
  • ・毎年中学生職場体験学習を受け入れています。



地域での講演(啓発活動)実績

年月講演場所講演テーマ
平成20年 
2月在宅医療研究会薬剤師の立場から
5月県南ケアマネジャー研修会薬の正しい使い方
9月三中地区一人暮らし高齢者会食会
ニ中地区一人暮らし高齢者会食会
高齢者のための薬についての注意点など
高齢者のためのやさしいお薬講座
平成21年 
2月高齢者学級閉級式 県民のためのお薬講座高齢者にありがちな問題点など
3月阿見町シルバー人材センター総会
NPO法人土浦地方精神障害者後援会
高齢者のためのお薬講座
統合失調症と抗精神病薬
7月三中地区公民館前期講座生活に役立つよくばり講座 お薬講座編
11月欣水会 活き活き生きよう会介護予防講座 薬の正しい使い方
12月阿見町民生委員児童委員協議会定例会ジェネリック医薬品について
平成22年 
7月宍倉小学校家庭教育学級薬の正しい使い方
10月土浦第二高等学校薬物乱用防止教室
平成23年 
2月中村小学校おくすり教室
6月四中地区公民館講座知っ得講座 ジェネリック医薬品
~上手な薬の使い方~
8月六中地区公民館講座薬との上手なつきあい方について考えよう
平成24年 
1月土浦市ケアマネジャー会ケアマネジャーに役立つ薬の知識
6月荒川沖小学校学校保健委員会おくすりの話
12月土浦市病後児保育ファミリーサポーター養成講座
土浦保健所 たばことがんに関する研究会
こどもの薬と飲み方
ヘルシースポット薬局での禁煙相談について
平成25年 
8月五中地区ふれあい調整会議認知症患者さんの服薬管理について
9月常総学院薬学を志す人たちへ 薬剤師について
11月土浦第二高等学校薬物乱用防止教室
平成26年 
1月土浦市病後児保育ファミリーサポーター養成講座「小児のくすりと服薬管理」
2月土浦市在宅介護支援センター 西根南二丁目薬の正しい使い方
5月土浦市在宅介護支援センター 中村南五丁目薬の正しい使い方
9月霞ヶ浦高校「危険ドラッグについて」
10月第10回茨城県県南地域薬剤師会合同研修会「認知症患者さんの服薬管理と服薬確認」
11月平成26年度こうよう会首都圏地区支部合同行事「就職進学懇談会」にて「就職進学懇談会薬学部」
平成27年 
1月土浦市病後児保育ファミリーサポーター養成講座「小児のくすりと服薬管理」
2月第3回医薬品適正使用共同研究会「薬局現場での取り組み-運動・残薬及び重複処方実態調査」
2月平成26年度阿見町在宅医療・介護連携拠点事業 地域リーダー研修会にて講師「在宅医療・介護連携における薬局薬剤師の役割」
2月平成26年度土浦市在宅医療・介護連携拠点事業 地域リーダー研修会にて講師「在宅医療の実際 薬局薬剤師の立場から」
7月もりの家「おくすり講座」
12月平成27年度シニアカレッジ「おくすりの飲み合わせについて」
12月平成27年度土浦市在宅医療・介護連携拠点事業 地域リーダー研修会にて講師「在宅医療・介護連携における薬局薬剤師の役割」
平成28年 
1月土浦市立土浦小学校薬物乱用教室「薬物乱用はダメ!ゼッタイ。あなたの大事な将来のために」
1月土浦市学校保健会研修会「薬物乱用の防止について」
3月土浦市病後児保育ファミリーサポーター養成講座「小児のくすりと服薬管理」
平成29年 
1月土浦ケアマネジャー研究会「在宅支援のためのかかりつけ薬剤師制度の理解」
3月土浦市病後児保育ファミリーサポーター養成講座「小児のくすりと服薬管理」
3月もりの家ケアハウス研修会「お薬講座」
6月土浦市医師会第3回在宅ケア事例検討会「かかりつけ薬局事業の1年間を振り返ってみて長所と短所、改善と工夫」
6月茨城県立医療大学「社会と健康」講座「医療人となる諸君へ 薬害から学ぶ医療倫理」
平成30年 
3月土浦市病後児保育ファミリーサポーター養成講座「小児のくすりと服薬管理」
6月茨城県立医療大学「社会と健康」講座「医療人となる諸君へ 薬害から学ぶ医療倫理」
平成31年 
3月土浦市病後児保育ファミリーサポーター養成講座「小児のくすりと服薬管理」
6月学校保健会土浦支部 令和元年 第1回研修会「保健室のセルフメディケーションとサプリメント」
令和1年 
6月学校保健会土浦支部 令和元年 第1回研修会「保健室のセルフメディケーションとサプリメント」
6月茨城県立医療大学「社会と健康」講座「医療人となる諸君へ 薬害から学ぶ医療倫理」
令和2年 
2月土浦市病後児保育ファミリーサポーター養成講座「小児のくすりと服薬管理」
5月日本老年薬学会学術大会シンポジウム シンポジスト「薬局における処方見直しのポイント」
令和4年 
6月土浦市病後児保育ファミリーサポーター養成講座「小児のくすりと服薬管理」
7月茨城県立医療大学「薬害」講義「薬害について」
令和5年 
6月土浦市病後児保育ファミリーサポーター養成講座「小児のくすりと服薬管理」

学校薬剤師

県立高校、市立幼稚園・小学校・中学校の学校薬剤師をしています。

学校薬剤師の仕事

  • ・こども達の環境衛生を守る
  • ・水質検査(飲料水・プール水)
  • ・学校内の環境衛生検査
  • ・薬物乱用防止啓発
  • ・学校保健会への出席





スポーツファーマシスト

最新のアンチ・ドーピングに関する知識を持つ、JADAが認定する薬剤師です。

スポーツにける薬の使用について、アスリートやその家族、サポートスタッフの心強い相談者です。

小学生、中学生、高校生など、大会出場する際にもサポートしています。


ポプリ薬局のスポーツファーマシストが、東京オリンピックにボランティアとして参加してきました。

災害時対応

土浦薬剤師会の災害時協力薬局に参加しています。地域が災害に見舞われた時、初動3日は自分達で何とか乗り切れるよう、薬剤師として活動するための準備をしています。

土浦市防災訓練にも参加しています。




5.学術活動


講演活動

日頃から研究する意識を持ち、研究計画を作成し、リサーチを行い、成果を各学会等で発表しています。

講演会講演テーマ
平成19年第40回日本薬剤師会学術大会
第20回いばらき医療福祉研究集会
災害緊急時 地域で薬剤師に何ができるか
介護現場でもっと役立ちたい
平成20年褥瘡治療薬サミットin茨城
第15回褥瘡治療薬サミット
第41回日本薬剤師会学術大会
在宅における薬剤師の役割

地域医療連携への第一歩in土浦
平成21年第42回日本薬剤師会学術大会残薬・重複薬処方への対応による医療費
削減と薬剤師業務の検討
平成22年HIP第7回フォーラム
第43回日本薬剤師会学術大会
患者さんに寄り添う在宅業務をめざして
ポプリ薬局における視覚障害(全盲)患者さんへの対応についての検討
平成23年第22回茨城県薬剤師学術大会避難所対応における薬剤師の活動報告
ブラウンバッグ運動活動報告
平成24年日本薬学会第132年会
第45回日本薬剤師会学術大会
第23回茨城県薬剤師学術大会
地域薬剤師会がサポートする実務実習についてアンケート結果からの報告
在宅における服薬管理についてケアマネジャーと薬剤師の意識調査からの報告
乾癬に対するネオーラル・シクポラール使用報告
平成25年日本薬学会第133年会
つくば医療福祉研究集会
第24回茨城県薬剤師学術大会
地域連携の中の薬剤師業務についての考察
ジェネリック医薬品を安心して使用するために~薬剤師の立場から~
アトピー性皮膚炎について~患者アンケートからの報告~
平成26年日本薬学会第134年会
第12回日本セルフメディケーション学会
第63回日本農村医学会学術総会
第25回茨城県薬剤師学術大会
介護力の弱い世帯における服薬管理についての考察
ポプリ薬局グループにおけるセルフメディケーション支援活動報告
地域医療における薬剤師の役割と多職種連携への取り組みについて
土浦地域における後発医薬品使用推進への取組状況報告
平成27年日本薬学会第135年会薬局実務実習における地域健康まつり参加体験の有用性についての検討
平成28年日本学校保健学会第63回学術大会中学校におけるくすり教育に関する現状についての研究
平成29年日本薬学会第137年会新指導要領による中学校・高等学校のくすり教育の現状についての調査報告
平成30年日本薬学会第138年会ポスター発表地域包括ケアシステム構築に向けた土浦市の取り組みにおける薬剤師の関わりについての研究
平成30年日本老年薬学会第2回学術大会ポスター発表地域包括ケアシステムにおける服薬管理の問題点と対応策について討議した多職種の意見交換会での結果から
平成30年日本医療薬学フォーラム2018ポスター発表中学・高校生における薬物乱用防止及びくすり教育についての調査報告

執筆活動

学会誌等掲載

学会誌情報詳細
社会薬学 vol.30 No.1 2011 August「避難所対応における薬剤師の活動報告」
「高齢者のポリファーマシー 多剤併用を整理する知恵とコツ」 秋下雅弘編著 南山堂「ブラウンバック運動からの医薬品適正処方・適正使用へのアプローチ」
Geriatric Medicine 老年医学2018vol.56「高齢者におけるポリファーマシーの課題と対策―ブラウンバッグ運動を活用した薬の一元管理―」
Pharma Medica 2018vol.36「ブラウンバッグ運動から見えてきたかかりつけ薬剤師業務」
調剤と情報 2020vol.26 No.4「ケースでわかる!服薬モニタリングと薬物処方見直しの進め方 ― 残薬がある、あるいはアドヒアランスの悪い患者」
医学の歩み 2020vol.275 No.4「ポリファーマシー解消に向けた取り組み ブラウンバッグ運動を活用した薬局薬剤師のポリファーマシー対応」

生涯研修

医療は日々進歩しています。薬剤師としての生涯研修をサポートしています。



6.アカデミア・企業との連携


薬学部臨床教授、准看護学院講師

薬学部臨床教授、准看護学院講師をしています。

毎年薬学部1年生の早期体験学習を受け入れています。

◆薬学部長期実務実習生受け入れ実績

平成22年度
城西国際大学1名
 
平成23年度
武蔵野大学1名、東京理科大学1名
 
平成24年度
昭和大学1名、東京理科大学1名、東邦大学1名
 
平成25年度
帝京平成大学1名
 
平成26年度
東京理科大学1名、帝京平成大学1名
 
平成27年度
東京理科大学1名、帝京平成大学1名
 
平成28年度
東京理科大学2名
 
平成29年度
東邦大学1名、東京理科大学1名
 
平成30年度
帝京平成大学1名、東京理科大学1名
 
平成31年度
国際医療福祉大学1名、昭和薬科大学1名、帝京平成大学1名、東京理科大学1名
 
令和元年度
帝京大学1名、東京理科大学1名、昭和薬科大学1名
 
令和3年度
国際医療福祉大学1名
 
令和4年度
帝京平成大学1名 北里大学1名 日本大学1名、明治薬科大学1名、東邦大学1名
 
令和5年度
日本大学2名
 

大学との共同研究

平成22年3月


平成24年


平成28年


令和5年度


創薬と育薬

新薬開発された薬は正しく使用して、大事に育てる必要があります。 製薬メーカーとの情報交換が大切です。
市販後調査や、DEM(日本薬剤師会主催)に参加しています。